与論島にも湖があるのをご存知ですか?
あるんです。ご覧の通り『ハトの湖』なるものが。
というわけで行ってきました。Lake OF Pigeon ことハトの湖。
この場合のハトは Dove ではなく Pigeon なんですね。なるほど。
場所は大金久の北の方、舟倉海岸のそばです。
道を進むと早速、
鳩です。ハト。
向かってますね、湖に。
ハトに導かれ(たような気になりながら)さらに進むと、
ばーーん!出ました。
ハトの湖!
いや、鳩の湖。ハトは漢字でしたね。
そんなことより、湖は?
石碑の向こうは海だし…
もしや?
これ?
これ?
そうなんです。これです。
これが湖。
そう、鳩の湖なのです!
一見、普通に岩に水が溜まっているだけのように見えますが、
この水、雨が降らずどんなに日照りが続こうと枯れることがないそうです。
しかも海のすぐ近くなのにこの湖は真水とのこと。
この湖や周りの岩を見る限り湧水っぽい感じもないんですけどね。
もちろん、飲んだり味見もしていないので、私には本当に真水かというのは証明出来ませんが。
鳩がここの水を飲んだりしているらしいので、きっと海水ではないと思います。
ちなみに最初に見かけた鳩はここに導くことなく私を見るなりどこかに飛んでいきましたので、
真水かどうか尋ねることは出来ませんでした。
よく、鳩の湖を観光で来られた人などに説明する際、
『ここには枯れることなく常に水がありますが、海水ではなく真水です。
この辺で水入りのペットボトル持ったおじさん等を見掛けても、見ぬふりをしてください』
って冗談がワンセットになっている気がします。面白いですよね。
このくだりは本当に冗談でして、
なぜ真水で、そしてなぜ水が絶えないのかは謎です。
さて、この鳩の湖、私はこの場所が与論でも屈指の写真スポットだと思っております。
なぜかというと、これです!
ばーーーん!
海の色、とってもきれいじゃないですか?
この手前の緑越しの、鳩の湖の石の色、越しの海!
ちょっとズーム。
水平線にはリーフが見えます。
島の東側のウプガニク(大金久)から北の方、プナグラ(舟倉)、ナガピジャの辺りの海で、
与論島の海の中でも抜群の美しさを誇ります。
遠くにうっすら百合ヶ浜。
まさに水色。水の色だから水色。与論の海の青だからヨロンブルー。
まさにそんな色。
なんせ、冒頭の『ハトの湖』のサイン(道しるべ)から、向かう時に徐々に海が見えるのが感動モノです。
あ、海だ!
こんな感じで海が見えたら駆け出しちゃいますよね。
なんたって、ブルー。
しかし、ここで注意。
この鳩の湖の周辺の岩はかなりゴツゴツというかギザギザなんで、かなり危ないです。
できるだけ足元は安全な靴で荷物は少なめで行くのをオススメします。